大橋悠依、日本新で初V!今季世界最高タイムに「すごくびっくり」/競泳 (2/3ページ) - スポーツ - SANSPO.COM(サンスポ)
http://www.sanspo.com/sports/news/20170415/swi17041505030001-n2.html大橋悠依、日本新で初V!今季世界最高タイムに「すごくびっくり」/競泳
場内の声援が悲鳴交じりの歓声に変わっていく。女子400メートル個人メドレー決勝。21歳の大橋が50メートルをターンする度、会場が揺れた。4分31秒42。従来の日本記録を3秒24更新するタイムが表示されると、大きな目をパチクリさせた。
「すごくびっくりしています。(4分)31秒台なら十分(世界選手権の)決勝で戦える。世界に近づいた感覚があります」
昨夏のリオ五輪では銅メダルに相当する好記録。シーズン序盤とはいえ、今季世界最高記録をたたき出した。この春に東洋大を卒業し、プロになった萩野公介(22)=ブリヂストン=と「二度と行きたくない」という高地合宿をこなしてきた。「世界大会でもメダルをとれる。4コメ(400メートル個混)の新しい練習パートナーができてうれしいですね」。五輪金メダルの先輩から“お墨付き”をもらった。
身長1メートル75、54キロ。スイマーとしては細身で、大学1年のころは全体練習にも入れずに一人、陸上でトレーニングを続けた。貧血にも苦しんだが、鉄分が豊富なあさりを食べるなど食生活を改善。北島や萩野らを育てた名伯楽の平井伯昌コーチ(53)が課すメニューも徐々にこなせるようになり、才能が桜のごとく一気に開花した。
0 件のコメント:
コメントを投稿