2022年8月17日水曜日

U-20日本女子代表、グループステージ突破を懸けアメリカ戦に臨む|JFA|公益財団法人日本サッカー協会

林愛花(はやしまなか)2022/06





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U-20日本女子代表、グループステージ突破を懸けアメリカ戦に臨む|JFA|公益財団法人日本サッカー協会

DF #5 林愛花 選手(JFAアカデミー福島)
チームとしてここまで2勝を挙げられたのは大きいことですし、チームとしての雰囲気も上がってきています。それぞれに試合にかける思いや情熱もあり、それがチームとして一丸になっているので2勝できました。個人的には2試合をベンチで見ていて、体格差があってフィジカル的にも簡単な相手ではないという印象ですが、一人一人のパスの精度やチームとして日本らしさを出せているからこそ、コンビネーションで相手のゴールを脅かすことができていますし、守備でも身体を張れていると思います。自分が出場したら身体を張って、声を出して味方を動かして、組織的な守備で相手をブロックしようと思ってベンチから見ていました。
チームとして守備の連動や攻撃も狙いをしっかり定めてプレーすることなど、攻守にわたって組織的に戦うための準備をしました。アメリカは勝ち点が必要なので勢いを持ってくると思いますが、その勢いに負けないように自分たちも勢いを持って、かつ冷静に対応したいです。


コンパクトにするためには中盤の構成にセンスが必要
現監督にはそれがない

ポストプレイヤーとロングパスを出せるCBも必要
林愛花に期待

時間帯によってはライン設定を下げてカウンター狙いでもいい

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U-20日本女子代表、グループステージ突破を懸けアメリカ戦に臨む

U-20日本女子代表は、FIFA U-20女子ワールドカップ コスタリカ2022のグループステージ第3戦・U-20アメリカ女子代表との試合前日の8月16日(火)に公式練習を実施しました。

強い日差しが照りつける中での練習となったこの日も、大塚慶輔フィジカルコーチの指導のもと体幹に刺激を入れるトレーニングやステップワークを中心としたメニューで始まり、その後攻守両面におけるチームとしての戦術確認、セットプレー確認などに取り組み、約80分でトレーニングを切り上げました。全体練習後にはGKとアタッカー陣によるシュート練習が自発的に行われた他、その傍らではロングキックのフィーリングを確認する選手、スプリントを繰り返す選手など、各々の方法で翌日のアメリカ戦に向けて調整を行いました。

グループステージ突破が懸かるアメリカ戦は、引き分け以上で日本のグループ1位が決定します。それでも浜野まいか選手は「自信を持ってボールを保持して、日本らしいサッカーをみんなに見せたい」と、これまでと同様に戦うことを強調しました。対するアメリカは、オランダと勝ち点3で並び、自力でのノックアウトステージ進出のためには日本戦で2点差以上での勝利が必須という条件下での試合になります。序盤から積極的に前へ出てくることが予想されるアメリカに対し、「自分たちも勢いを持って、かつ冷静に対応したい」と、林愛花選手も意気込みました。

全16チームで優勝を争う今回のワールドカップですが、各グループ2試合を消化した時点で2勝を挙げたのは日本とナイジェリアの2チームのみ。グループステージ突破を決めたのはそのうちナイジェリア1チームのみと、群雄割拠の感が漂う今大会です。毎試合緊張感の高いタフな戦いが続きますが、1試合ごとにたくましさが増す日本、そして各国の選手の成長ぶりにも注目です。

日本のグループステージ突破を懸けたアメリカ戦は、8月17日(水)17:00キックオフ(日本時間18日8:00)です。

選手コメント

GK #21 野田にな 選手(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
ガーナ戦はチームとしてはグループステージ2試合目でしたが、個人としては初めて出る試合だったので、少し独特な緊張がありました。結果的にはゼロで試合を終えることができましたが、個人的にDFと連係してゴールを守ることに自分の課題を見つけられたので、今後に生かしていきたいです。まだグループステージ突破は決まっていないですし、次も重要な試合になります。相手の分析も含めて良い準備をして、突破を決められるようにしたいです。
GKの3人の中で自分が1番年下で、プレーで参考にしている部分、これいいなと思う部分が2人にはたくさんあります。コミュニケーションの部分でもいい声かけをたくさんしてくれますし、ピッチ外でずっと一緒にいるわけではないですが、GKのトレーニングではいい声かけをし合える関係だと思っています。

DF #5 林愛花 選手(JFAアカデミー福島)
チームとしてここまで2勝を挙げられたのは大きいことですし、チームとしての雰囲気も上がってきています。それぞれに試合にかける思いや情熱もあり、それがチームとして一丸になっているので2勝できました。個人的には2試合をベンチで見ていて、体格差があってフィジカル的にも簡単な相手ではないという印象ですが、一人一人のパスの精度やチームとして日本らしさを出せているからこそ、コンビネーションで相手のゴールを脅かすことができていますし、守備でも身体を張れていると思います。自分が出場したら身体を張って、声を出して味方を動かして、組織的な守備で相手をブロックしようと思ってベンチから見ていました。
チームとして守備の連動や攻撃も狙いをしっかり定めてプレーすることなど、攻守にわたって組織的に戦うための準備をしました。アメリカは勝ち点が必要なので勢いを持ってくると思いますが、その勢いに負けないように自分たちも勢いを持って、かつ冷静に対応したいです。

DF #16 小山史乃観 選手(セレッソ大阪堺レディース)
チームとしてはやりたいこと、積み上げてきたことを発揮できていると思います。個人としてはまだ課題がありますが、世界の舞台を楽しめています。自分の武器が相手に通用したときもそうですが、チームが勝つことが一番嬉しいです。守備では一人で対応しきれない場面もありますが、自分の間合いに相手が入ったときは対応できていると感じています。チームとしてしっかり声掛けをして隙を作らないことが一番大切だと思っています。
アメリカにはスピードがある選手が前線にいて、そういう選手をどれだけ止められるかが大事になります。攻撃の面ではシュートを決めきることを意識して、自分自身も攻撃に関わっていけると厚みが出て見ている人にも楽しんでもらえると思うので、見せていきたいです。

FW #11 浜野まいか 選手(INAC神戸レオネッサ)
この2試合をチームのみんなと戦えて、もっとみんなでプレーしたいという気持ちになりました。ガーナ戦はPKという形で点を取れましたが、もっと流れの中でコンビネーションを出していきたいです。ラストパスのところでみんなの意図をしっかり合わせて、ゴールに結びつけることが必要だと思います。
自分の印象として女子サッカーで強い国と言えばアメリカだと思っています。そのチームと戦えることをとても嬉しく思っています。自分たちの方が少し優利な立場だと思うので、相手が強いというイメージに押しつぶされずに自信を持ってボールを保持して、日本らしいサッカーをみんなに見せたいです。
海外の選手は初速と長い距離を走るのが速いイメージなので、それに対し日本人の良さである頭で考えてポジションを取ることをやらなければと思います。そこは自分も意識してやっていますし、勝負をせずして先に勝っているような状況を作りたいです。

FIFA U-20女子ワールドカップ コスタリカ2022

大会期間:2022年8月10日(水)~8月28日(日)
グループステージ
第1戦 8月11日(木) 14:00[現地時間] vs U-20オランダ女子代表
第2戦 8月14日(日) 11:00[現地時間] vs U-20ガーナ女子代表
第3戦 8月17日(水) 17:00[現地時間] vs U-20アメリカ女子代表

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