2019年10月3日木曜日

田中希実 2019/10/2,6

【ドーハ世界選手権】Day9/結果・選手コメント




Day9:10月5日(金)

【決勝結果&コメント】






◎田中 希実(豊田織機TC)
女子5000m決勝 14位 15分00秒01

はっきりとしたレース展開は考えていなかったが、「ラスト1周を大事にする」ということは1つ頭に置いてスタートした。予選は無我夢中だったが、今回は落ち着いて、後ろから様子をうかがいながら、ほかの選手の力を使いながら、レースを進めていくことができたと思う。

(2レース連続での自己新記録)しっかり準備はできていたので、自己ベストは出せそうだと思っていた。予選でベストが出せれば…、しかも(15分)10秒をちょっと切ることができれば…と思っていたので、そこは嬉しい誤算だった。

決勝は、「楽しもう」という気持ちで走ろうと思っていた。落ち着いて、周りを見ながら、味わい尽くせたなと思う。レース中は、(観客席からの歓声が)地鳴りのようにとどろいていた。それは先頭のラストに対しての歓声だとは思うのだが、自分もその恩恵を受けたというか(笑)、(気持ちを)盛り上げていくことができた。

(2000m付近でHellen Obiri選手がリードを広げていったときは)最初は入賞争いになるかなと思ったが、すごくハイレベルで、最初は10人くらいが集団でついていってしまったので、そこにつくにはちょっと力不足があると自分でも思ってしまった。

3000mの通過を見たときに9分を切っていた(8分59秒77)ので、(残りの2000mを)6分ジャストで上がれば、(14分台で)行けるんじゃないかというのはあったが、やはりラスト1周の課題にしていたところが、絞り出せなかったので、そこが欠点だったと思う。こんないいレースに巡り合えるのはものすごく限られてくることを考えると、(ここで14分台が出せなかったことは)ちょっと残念。

世界もレベルがますます…上のレベルもだが、下のレベルも上がってきていて、また、決勝に残るというところからのスタートになる。そこをおごらずにやっていかなければいけないなと思った。

(来年は東京オリンピックがあるが)国内の選手も今回のレースを見ていて、またレベルが上がってくると思うので、切磋琢磨していって、(来年に向けて)盛り上げていけたらと思う。
2019/10/6























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2019/10/2

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